埼玉県比企郡川島町を拠点に一般建築資材や各種貨物の倉庫保管・出荷・配送までを一貫して手がける物流企業であるアーティクルキャリー株式会社トーコー。クレーン車やウイング車を活用した安心・安全な配送サービスを軸に、保管・仕分け・出荷まで自社で対応し、建築現場や企業の物流ニーズを支えています。
今回は、アーティクルキャリー株式会社トーコーに昨年入社したプロレスラー社員の吉田が、社風や仕事のやりがい、プロレスと仕事の両立環境について語りました。
ーー貴社へ入社することになったきっかけは何ですか?
これまでは、プロレスラーとして競技一本で生活していました。ただ、将来を考えたときに「プロレスだけで生計を立て続けるのは簡単ではない」と感じるようになったんです。そんな折に声をかけてくれたのが、すでに入社していた先輩レスラーでした。「プロレスも続けながら働ける会社があるから一緒に働いてみないか」と誘っていただき、弊社を知ったんです。
当時はプロレス道場に住み込みで、朝は掃除と朝礼から始まり、11時から14時頃まで練習。その後も試合や関連の仕事が入る毎日です。もちろんプロレスも続けていきたかったので、正直なところ仕事とプロレスを両立できるのか、不安がなかったと言えば嘘になりますが、先輩の後押しもあり入社を決めました。
入社を決意した後さらに心配だったのが運転です。免許は持っていたものの、約10年間ほとんどハンドルを握っていないペーパードライバーでした。トラックは中型免許が必要なため、入社後に取得することになりました。費用は会社が全額負担してくれて、本当にありがたかったですね。中型免許の取得までおよそ1ヶ月半。その間は先輩のトラックの助手席に同乗し、現場で外壁材を一緒に降ろすなど、実務を通して仕事を覚えていきました。

ーー現在の具体的な仕事内容を教えてください
主な業務は、会社で積み込んだ外壁材を各現場へお届けすることです。1日におよそ3往復。現場によって行き先は毎日変わりますが、川越や、時には秩父方面までハンドルを切ることもあります。
朝早くから夕方まで、決して欠かせないのは「安全第一」という意識。大切な資材を確実にお届けするため、常に気を引き締めて運転席に座っています。
私の現場では、基本的にフォークリフトを使わず、自分たちの手で荷台から資材を運ぶ「手下ろし」が中心です。外壁材にはかなりの重量物もあり、体力勝負な面は否めません。中にはトラックの停車位置から荷卸場所まで距離がある現場もありますが、どんな時も「安全に、丁寧に」扱うことだけは徹底しています。
ハードな面もありますが、もともとスポーツが好きで体を動かすことが苦にならない私にとっては、むしろやりがいのある仕事です。最近では運転にも余裕が生まれ、秩父方面へ向かう一本道で広がる景色に癒やされることも増えました。そうして一日を無事に終えた瞬間の達成感は、何物にも代えがたいですね。
本社内には筋トレルームやクワガタコーナーも
「会社」という固定観念にとらわれない柔軟さが最大の魅力

ーー実際に入社して感じた会社の魅力を教えてください
社員同士の距離が近く、風通しもいい会社で、とても居心地が良いと感じています。象徴的なのが社内の筋トレルームですね。もともと自宅でトレーニングをしていた社員が「機材が余っているから会社に持ってきて、みんなで使おうよ」と言い出したのがきっかけでした。そこから少しずつ器具が増え、今ではプロテインまで常設されています。
社長も若くてフットワークが軽い方なので、朝早く出勤してこの筋トレルームでトレーニングしていることもありますし、ドライバーが帰社後に1時間ほど体を動かしてから帰ることもある。何かを発信すると、「いいね、やろうよ」と背中を押してくれる人が多いのも、この会社らしさかもしれません。
他には、休みを取得して山に採りに行くほど、本格的なクワガタのキャッチャーをしている社員もいます。休みは柔軟に取得することができるので、個人の事情やプライベートに応じて皆さん休みを取得している印象です。
ドライバーは約30名ほどで、40代の方が中心です。出退勤の時間がそれぞれ違うため、全員と毎日顔を合わせるわけではありませんが、業務のタイミングが重なったり、先輩と一緒に配送に出たりすると一気に距離が縮まります。以前、同僚に食事に連れて行ってもらったこともありました。
社内行事も楽しみの一つで、夏にはBBQを開催したり、お正月にはみんなで集まってお雑煮やもつ鍋を囲んだりすることもあります。全体で集まる公式な機会は半年に一度、あるいは年に一度ほどですが、そうしたイベントの有無にかかわらず、私たちの職場には自然なつながりが根付いています。 形式ばった場所だけでなく、日々の何気ないやり取りの中に温かさを感じられる。そんな心地よい距離感がある職場だと実感しています。

ーー入社前に心配していたプロレスとの両立は実現できていますか?
競技活動に対して理解があり、スケジュール面でも柔軟に対応してくれています。正直なところ、ここまでプロレスとの両立を応援してもらえるとは思っていませんでした。毎月、翌月の試合予定を提出すると、その日程に合わせて休みを調整してもらえる仕組みがあります。1ヶ月前に共有すればしっかり考慮してもらえるので、試合に備えることができて安心してリングに立てています。
ドライバーの仕事は、基本的にその日の配送が終われば業務終了というスタイルです。私の場合は朝6時頃から働き、16時前後には終わることが多いですね。そこからジムに行って筋トレをして、試合が近い時期は夜にプロレスの練習へ向かいます。時間の使い方を工夫できる環境があるからこそ、仕事との両立を続けられています。
さらに印象的だったのは、同じくプロレスラーである先輩の提案で、会社の敷地内を使って試合を開催させてもらったことです。実際にお客さんを呼び、イベントとして実施しました。普通なら難しい話かもしれませんが、「面白そうだね」と背中を押してくれる風土があり、仕事と夢のどちらかを諦めるのではなく、両方を本気で応援してくれる会社だと実感しています。
ーー今後働き続ける上での目標はありますか?
怪我をせずに仕事を続けていくことです。荷物の積み卸し、運転時、そしてプロレスラーとしての活動など私の生活は怪我に気をつけなくてはいけない場面が多くあります。これからも仕事とプロレスを両立させて安定した生活を続けるためにも、絶対に怪我をしないようにしていきたいですね。
また、もっと仕事に慣れてよりスムーズに多くの荷物を運べるようにもなりたいと思っています。最初は多少なりとも不安がありましたが、風通しがよく夢も応援してくれるアーティクルキャリー株式会社トーコーでなら、仕事もプロレスも成長していけると確信しています。






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