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「運転だけじゃない」ドライバーの枠を越え、挑戦する人を支えるトーコー

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アーティクルキャリー株式会社トーコー

2025年7月31日 11:24

ドライバーの仕事は「運転だけ」と思われがちですが、アーティクルキャリー株式会社トーコー(以下、トーコー)は、やる気次第で営業や管理職など、さまざまなキャリアに挑戦できます。

トーコーは、全国の物流を支える運送事業を中心に、スポーツ事業など多様なサービスを展開し、成長を続ける物流会社です。社員の挑戦を全力で後押しする社風があり、役職や年齢にとらわれないフランクな関係性の中で、社員同士の温かなつながりが根付いています。

同社でキャリアを積む藤原は、大学中退後、飲食業からキャリアをスタートし、未経験ながら運送業界に飛び込みました。現在は本社でドライバー兼営業部主任として活躍しています。

「同じ場所に留まらず、挑戦を続けたい」「新しい環境で自分を試してみたい」という思いを持つ方にとって、大きな可能性を広げてくれる会社です。

挑み続ける藤原の歩みを通して、トーコーの魅力をお伝えします。

【藤原卓也(ふじわら たくや)】

宮城県仙台市出身。飲食業と中古車販売の営業マンを経て、2020年にアーティクルキャリー株式会社トーコーに入社。4年間ドライバーとして経験を積み、「本社行きたいです!」の直談判で、その半年後には埼玉本社に異動が決まる。現在は本社の営業部門主任として営業とドライバーを兼務。会社の認知度アップのために、SNSを含む社外広報など多方面にも取り組む。愛称は「フジモン」。

 

自分の道は自分で拓く、飲食業から運送業にキャリアチェンジ

ーまずは、これまでのご経歴を教えてください。

私は仙台出身で、大学では英語を専攻していました。卒業後は、語学を活かした商社マンを思い描いていましたが、東日本大震災で被災し、父の会社が事業を継続するのが難しくなりました。家計を支えるために大学を中退。その後、生活のために飲食店でアルバイトを始めましたが、”思い描いていたキャリアが崩れた”という感覚から抜け出せなくて。次第に「自らが選んだ道で活躍したい」という気持ちが強くなっていきました。

ーその後、中古車の営業職に挑戦されたんですね。

父が営業の仕事をしていたので、その姿を見て自分も挑戦しようと思いました。もともと車が好きだったので、中古車販売の営業マンを始めました。経験や学ぶことは多くやりがいも感じていましたが、数年で退職することになり、その後、元々働いていた飲食店に正社員として戻りました。

ーそこから、今の会社に繋がるきっかけは何だったのでしょうか。

以前の飲食業の頃よりは安定して正社員として働けるようになったものの、コロナ禍でその飲食店が閉店してしまったんです。必然的に退職せざるを得ませんでした。次に何をしようか考えたとき、「やっぱり自分の好きなことを仕事にしたい」と思ったんです。そのとき真っ先に思い浮かんだのが「運転」です。会社を辞めた翌日には自動車学校へ行き、大型免許を取る手続きをしました。

ー決断が早いですね!

「やると決めたらすぐに動く」タイプなんです。会社に入ってからも資格は取れますが、事前に免許を取得していれば、面接のときにやる気を示せると思いました。

ー入社前に免許を取得したことで役立ったことはありますか。

面接では、本気度と覚悟を伝えられました。教習所で10t車に乗っていたので、実際に現場に出たときもあまり怖がらずにすみました。

大学を中退して、当時の理想のキャリアは崩れてしまいましたが、「好きなことを仕事にしたい」という思いは変わりませんでした。運送の仕事は、自分にとって一番納得できる選択肢でした。

ただのドライバーじゃない、初めて知った運送の仕事

ートーコーを知ったきっかけを教えてください。

求人サイトで見つけました。多くの運送会社の求人ページは、トラックや荷物の写真で社風や社員同士の雰囲気は見えにくいのですが、トーコーは一風変わっていました。ホームページや求人情報には、マグロを釣っている写真や社内行事(バーベキュー)の様子、さらには「社長が元Jリーガー」という紹介もありました。それらを見て直感的に「面白そうだな」と思ったんです。他社も検討もしましたが、スポーツが好きでアットホームな雰囲気を感じたので、入社しました。

ー入社後のギャップや苦労したことはありましたか。

 入社前は「ドライバーは運転だけするもの」と思っていたのですが、実際はまったく違いました。安全に荷物を運ぶためには、運ぶモノの知識や、積み方、固定の仕方など、さまざまな知識が必要なんです。

例えば段ボールを強く締めすぎると潰れてしまうので、ビニールで巻いて固定するといった工夫を凝らします。また、荷物の重量やバランスを考慮して積まないと、走行中に崩れたり運転のしやすさにも影響がでます。前方に重い荷物を載せ過ぎるとハンドルが重くなったり、タイヤの減り方も変わってしまうんです。

積み方はまるでテトリスのように、バランスよくパズルを組む感覚です。構内作業員が積んでくれることもありますが、自分で積み替えることも多く、朝早くから作業することもありました。作業配分でいうと運転が7割、荷物の積み込みが3割です。最初は戸惑いましたが、先輩方が丁寧に教えてくれたおかげで、徐々に慣れていきました。

ー運転するトラックのサイズは、経験を積むごとに変わっていくんですか。

4t車からスタートしました。最初のうちは上司や先輩が隣に乗ってサポートする「ツーマン運行」で慣れるまでフォローしてくれるので安心できます。上司から適宜アドバイスをもらえるので、感覚も掴みやすかったです。そのあとは7tのユニック車を経て、最終的に10t車を運転しました。入社後2年ほどで10t車に乗るのは、業界的にも早いと思います。「やりたい」と声を上げればチャンスを与えてくれる風土だと改めて感じます。一方で、大型車の運転に不安を感じる方にはしっかりと時間をかけてくれます。当たり前のことを当たり前にやる「凡事徹底」を心がければ、必ず一人前になれます。

ー免許を取らずに入社する人もいると思いますが、未経験でも取り組みやすいサポートはありますか。

免許や資格の取得は会社が全額補助してくれます。定期的に安全教育やドライバーミーティングを実施しているので、情報を共有しながら運転技術を学べます。ドライバー同士も相談しやすい雰囲気なので、未経験でも着実にステップアップできます。

ー運送のやりがいや、楽しさを感じる瞬間を教えてください。

もともと運転が大好きなので、知らない土地に行けるのが本当に楽しいです。2泊3日で車中泊しながら、長野や青森の大間まで走行することもありました。運転が好きな人や知らない土地や景色を見るのが好きな人は、たまらなく楽しいはずです。トーコーは一人一台トラックを与えられるので、自分の部屋のように内装をカスタマイズできます。扇風機をつけたりタンスのような棚を作ったり、各々が快適空間を追求していますね(笑)

ドライバーから営業へ、多彩なキャリアを築けるトーコー

ードライバーを経験した後、本社に異動されたんですよね。

仙台で4年程ドライバーを経験した後、本社に異動しました。以前からキャリアアップしたいと思っていたので、社長に「本社で働きたいです!」と直々に伝えたところ、数か月後には異動が決まりました。こんなにも早く「やりたい」「挑戦したい」という社員の声に耳を傾けてくれるとは思わず驚きました。本社では、営業部が新しく立ち上がるタイミングだったので、その立ち上げメンバーとして加わりました。

ー異動後の現在の業務を具体的に教えてください。

ディーゼル車の排気ガスをクリーンにするために必要な「アドブルー」という尿素水を販売しています。ドライバーも兼務しているので大変ですが、充実した仕事生活です。営業先は運送会社がメインなので、ドライバーの経験が豊富に活きています。

ーどのような場面で、活かされていると感じますか?

営業先の社長やドライバーとすぐに打ち解けられるのは、現場を経験しているからこそだと思います。ドライバーの状況や苦労が手に取るように分かるので「この時期はこういうトラブルが多いですよね」といった「現場あるある」の会話ができ、自然と共感や信頼につながります。

クライアントからは「君、分かってるね」と言っていただけることもあり、話が弾んで契約や別のお仕事につながることもあります。相手と同じ目線で話せるのは、営業として強みでありドライバーを経験したからこそです。

ー主任という立場になったことで、意識は変わりましたか。

売上目標があるので数字にはシビアになりますし、部下の時間管理や配送スケジュールにおける責任はありますが、良い意味で「主任だから」という気負いはないです。ネガティブに考えすぎないようにしています。気負いすぎると視野が狭くなるので、楽しみながら仕事をしています。

フランクな関係性、スポーツ好きな社員たち

ー職場の雰囲気を教えてください。

フラットな関係です。役職で呼び合う文化がないのがその証拠です。私自身、社長からは「たくちゃん」、周囲からは「フジモン」とあだ名で呼ばれます。管理職とドライバーも、上下というより対等な関係で話せるので、何かあったときはすぐに相談でき、本音を伝えられます。ドライバーというと、一人作業で寡黙なイメージがあるかもしれませんが、トーコーのドライバーは明るく、おしゃべりな人たちが多いです。

ー先日、レクリエーションのような社内イベントもありましたよね。

「安全大会」というイベントで、年に2回開催しています。家族ぐるみで参加し、親睦を深めるレクリエーションやバーベキューをしながら、普段あまり話す機会のない部署同士で交流しています。

ーほかにもトーコーならではの特色はありますか?

社長が元Jリーガーの為、(元)プロサッカー選手が会社に来ることがあります。また、年に1、2回ACT PROJECTという、(元)プロサッカー選手と触れ合えるキッズ向けのサッカーイベントを開催しております。来場者2000人を超える大規模なもので、普段ドライバー兼営業をしている自分も運営側として参加することもあります。こんな物流会社は他にはなく唯一無二だと思います。

他にもトーコーには現役プロレスラーが2名在籍しており、社内にリングを持ち込んで職場凱旋試合を開催したこともあります。普通の会社ではありえないと思いますが、スポーツ関連のイベントを楽しめるのもトーコーの面白さだと思います。賑やかな雰囲気なのでスポーツ好きな人はもちろん、あまり知らない人でも楽しめる環境ですね。

現役アスリートの働き方、元アスリートのセカンドキャリアの積極的支援等を行い、様々な働き方に、柔軟な対応をし地域貢献と人材確保の両立を目指している事が最大の特色ですね。

ー会社を盛り上げるために、取り組んでいることはありますか?

企業の認知度を高めるために、YouTubeやInstagramやTikTokに出演しています。多少恥ずかしさはあるものの、会社の文化や和気あいあいとした雰囲気が伝わればと思い、楽しんで取り組んでいます。職場の雰囲気は私の動画を見てもらえれば、伝わると思います(笑)

YouTube

Instagram

TikTok

前向きに取り組める人歓迎、挑戦を応援してくれるトーコー

ー今後の目標を教えてください。

今よりもさらにキャリアアップし、会社全体を統括できる立場になりたいです。私はドライバーで入社をしましたが、トーコーには枠組みや職種に縛られることなく、挑戦し続けられる環境があります。この先も数々の経験を積みながら、会社全体の統括や営業、配送を全て任せてもらえるような会社の “リーダー”になりたいです。また会社全体ももちろんですが運送業界をもっと盛り上げていけるように、ここ川越(埼玉)から様々なことに挑戦していきたいです。

ー最後に、一緒に働きたい人物像を教えてください。

トーコーは「やる気さえあれば何にでもなれる会社」です。ドライバーにとどまらず、営業も管理職も担えるチャンスがあるので、自分から「やりたい」と声を挙げる人が向いていると思います。ドライバー同士も和気あいあいとしているので、自分から楽しく輪の中に入っていける人も楽しめると思います。未経験であっても手厚いフォローがあるので、安心して飛び込んできてほしいです。

 

運転が好き、その気持ちを仕事にしませんか?

運転が好きであれば、大丈夫。「自分にできるだろうか」と悩んでいる方こそ、ぜひ職場を見に来てください。

トーコーには挑戦を後押ししてくれる環境があります。知らない土地をドライブするのが好きな人、人と話すのが好きな人は、トーコーで楽しめるはずです。

挑戦を、一緒にカタチにしていきましょう。「話だけでも聞いてみたい」という方も大歓迎です。お気軽にご連絡ください。