~本記事はこのような方にオススメ!~
・製造業で「ただ作る」だけでは物足りなさを感じている方
・住宅や暮らしに関わるものづくりに興味がある方
・技術と営業、両方に関わる仕事がしたい方
・若手のうちから挑戦できる環境を探している方
1960年創業の愛知県豊川市に本社をおく宇都宮工業株式会社は、金属プレス、板金加工を中心に、住宅用金物部品から自動車の内外装部品、さらには遮熱材まで、幅広い製品を手がける"ものづくり"企業です。設計・開発から金型製作、量産までを自社で一貫して行う体制を強みとし、多品種・小ロットにも柔軟に対応できる生産力と高い品質管理で顧客から信頼を集めています。最新設備を備えた工場と、住宅メーカーや自動車部品メーカーとの長年の協力関係により、安定した供給と技術力を両立。暮らしや産業を支える部品づくりを通して、地域に根ざした発展を続ける企業です。
今回は新卒で入社し、現在営業部で技術営業職として活躍する森田が、宇都宮工業の"ものづくり"について、そして技術営業ならではの仕事のやりがいを語りました。
ーー宇都宮工業に入社した理由を教えてください
昔から住宅の内装やデザインに興味があったことがきっかけです。中学生の頃から自分の部屋の模様替えを頻繁にしていて、レイアウトや色づかいの参考を調べるのが好きでした。そんな興味もあって高校は工業高校に進学しました。製図やソフトを使った設計の授業を通して、「"ものづくり"」や「住空間をつくる」という分野に自然と惹かれていったんです。だから就職活動でも、“住宅に関わる仕事がしたい”という軸はずっと変わりませんでした。
いざ就職活動が始まると、住宅に関連する企業を中心に検討する中で今の会社を知り、家からの距離、給与面、休みの取りやすさなどがすごく自分の理想に近かったことで志望度が高まりました。実際に工場見学に行ったとき、工場全体がとても清潔で整理整頓されていて、「ここなら気持ちよく働けそうだな」と感じたのを覚えています。
さらに印象的だったのは、対応してくださった社長や人事の方の柔らかい雰囲気です。初めての就職活動で緊張していたんですが、お二人ともとても話しやすくて、すごく安心できました。絶対ここで働きたいと思ったからこそ他社の選考は受けず、内定をいただいた後すぐに入社を決めました。
ーー技術営業としての具体的な仕事は何ですか?
技術営業の仕事は、単に“売る”だけではありません。お客様から話を伺い、どんな製品が必要なのか、その方向性を一緒に決めていくところから始まります。そこから設計、試作、試験、検査を経て、基準をクリアしたもののみが量産に進められます。その一連の流れをつくり出すのが、私たちの役割です。
技術営業はその名の通り、"ものづくり"にも深く関わります。営業活動だけではなく、私が実際に部品の形状を考案し、試作品のデータを作成。そのデータをもとに製造部が実際の試作品を形にしてくれ、その後の検査は自分で行うこともあれば、品質管理の担当者に依頼することもあります。ヒアリングから納品までは数週間で完了するものもありますが、場合によっては一年以上かけて取り組む長期案件になることもあります。
私たちの仕事の基盤となるのは、やはり現場の声です。住宅の施工現場へ赴き、大工さんがどのように作業をしているのかを自分の目で見て、直接話を聞き、実際の作業者の方々と一緒により良い製品の形を探していきます。現場で聞くリアルな声は、新しいアイデアのヒントになったり、改善に直結する情報になったりするので、どんな小さなことでも丁寧に拾い上げるようにしています。

試行錯誤する過程こそが"ものづくり"の醍醐味
現場からの喜びの声が大きな壁に立ち向かう原動力に
ーー入社後印象に残っている仕事はありますか?
入社2年目の新人ですから、まだ業務の一部を任されている段階で、仕事の中心は先輩が担うことの方が多いです。大きな案件を担当するのはこれからですが、その中でも強く印象に残っている“初めての挑戦”があります。
それは、営業部に入ってまだ1〜2ヶ月目の頃に任された、宇都宮工業社内で使用する製品を自社で製作できないか、という社内プロジェクトでした。これまでは社外から購入していたのですが、コスト削減の観点からもこのプロジェクトが発足し、私が担当することに。初めてのことも多く戸惑いましたが、先輩のサポートを受けながら図面をもとに自分でデータを作り、製造部の方々に準備を依頼し、実際に形にしていきました。
特に大変だったのは設計データの作成でした。データ作成においては、細かい寸法や形状の理解がとても重要です。イメージを細部まで正確に落とし込めていないと、完成した際に重大な不良につながってしまう可能性もあります。ミスが許されないプレッシャーを感じながらも、一つひとつ確認し、細部に気を配りながら最後までやり切りました。
しかし、"ものづくり"の最初には失敗がつきもの。細かな点まで確認しながら作成した設計データでしたが、いざ完成した最初の試作品を見てみると、データでは気づかなかった不要な部分が多いことがわかったんです。そこでさらに図面を見直してムダを削る作業へ。自分で考えた工夫もあれば、先輩方からアドバイスをもらいながら改善していった部分もありました。
このようなデータ修正と再度の試作品製作を何度も重ね、完成品を社内に納品。その後社内から「使いやすい」「いいものができた」といった声を聞けた時の達成感は今でも忘れられません。やはり"ものづくり"の仕事が好きだと改めて実感できた仕事でもありました。
ーー宇都宮工業だからこそできる「"ものづくり"」の仕事は何でしょうか
宇都宮工業の"ものづくり"は、“提案していく”ことが前提のスタイルです。お客さんが本当に必要としているものは何かを考え、寄り添いながら形にしていく。その結果、お客さんのイメージにより近い製品を提供できることが、強みだと感じています。
扱う領域も幅広く、住宅関連の部品だけでなく、細かな樹脂パーツや雑貨、さらには誰もが知るようなエンタメコンテンツやアーティストのグッズまで携わることができます。実際、私は今、某有名ロックバンドのグッズ製作プロジェクトの一員としてデザイン制作に関わっています。住宅とはまったく違うジャンルの"ものづくり"に触れられるのも、この会社ならではの面白さです。
また、製品デザインだけでなく作図も担当するので、図面作成の技術も自然と磨かれていきます。加えて、業務改善の視点を持つ機会がとても多い会社でもあります。営業部は実際に試作品を準備する側でもあるので、作業者の方が効率よく働けるように環境を整える提案をすることもできますし、それを報告・共有する場もしっかり用意されています。
試行錯誤しながらより良い方法を探していくプロセスは大変ではあるものの、それ以上に面白いと感じます。自分の気づきや工夫が形になり、作業がスムーズになったり、お客さんの満足につながったりすると、やってみて良かったなと素直に思えます。

ーー宇都宮工業の社風について教えてください
宇都宮工業はとにかく“挑戦を歓迎してくれる会社”だと思います。年に数回、全社で集まる場があるのですが、そこで社長がよく「変化を楽しもう」「まずはやってみよう」と前向きな言葉を掛けてくれます。その姿勢が会社全体に浸透していて、職場の雰囲気もとても柔らかいんです。
実際、仕事をするうえでもまずはやってみようと背中を押してくれる空気があります。私自身、デザインや図面づくりなど、まだ経験が浅いことでも積極的に任せてもらえましたし、たとえ最初から完璧にできなくても「次に活かせばいいよ」と言ってもらえるので、自然とチャレンジしてみようという気持ちが湧いてきます。
特に仕事の流れが最初から固まっているわけではなく、自分が提案して形にしていくことも多いので、能動的に動いていく姿勢がとても大切です。だからこそ、この会社に入るなら「やってみたい!」という気持ちを持っている人、積極的にチャレンジや提案ができる人が向いていると思います。
ーー今後の目標は何でしょうか?
私はまだ入社して2年目なので、営業部として担当しているのは業務の一部分だけです。ヒアリングは先輩がメインで行っていたり、設計や試作も部分的に関わることが多いのですが、それでも少しずつ任せてもらえる領域が広がってきているのを実感しています。
将来的には、企画・設計・試作・試験・予算管理・量産化まで"ものづくり"の一連の流れを一人で完結できるような技術者になりたいと思っています。ヒアリングから納品までの全工程を自分の責任でやり切れるようになれば、もっとお客様に寄り添った提案もできますし、自分が関わった製品への愛着も大きくなるはずです。
そのためにも、今は小さな案件でも一つひとつ丁寧に、先輩たちに教わりながら経験値を積み重ねているところです。できることが増えるたびに仕事がどんどん面白くなってきているので、これからがますます楽しみですね。



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