飲料や食品の製造・販売を行う食品メーカーとして、レモン製品、飲料、スープなど幅広い商品を展開するポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社。代表的な商品には「ポッカレモン100」「キレートレモン」「じっくりコトコト(スープ)」などがあり、長年にわたり多くの人々に親しまれています。レモンの健康機能や新しい飲料・食品の開発など、独自の技術やアイデアを活かした商品づくりを強みとして、「おいしい以上の価値」を提供することを目指し、研究開発から製造、販売まで一貫して事業を展開している点が特徴です。
今回はポッカサッポロフード&ビバレッジの製造部門で活躍する山田と保科が製造ラインでの仕事の魅力や働き方について語りました。
ーーポッカサッポロフード&ビバレッジに入社したきっかけを教えてください
山田:私は商業高校を卒業後に入社し、現在は「ポッカレモン100」の70ml製品の製造に携わっています。就職活動では、ものづくりの会社をいくつか検討していましたが、せっかく働くなら多くの人に必要とされる製品づくりに関わりたいという思いがあり、食品メーカーに魅力を感じました。
地元が名古屋工場の近くだったこともあり、小学生や高校生の頃に工場見学へ来たことがあったので、自分にも馴染みあるレモン製品を作っている会社という印象が強く残っていました。もともとレモン味のお菓子や飲料も好きで、身近な製品に関われることにも魅力を感じましたし、見学や採用試験の際に対応してくださった社員の方々の雰囲気がとても良く、ここで働きたいと思ったことが入社のきっかけです。
保科:私は工業高校を卒業後に入社し、「ポッカレモン100」の120ml、450ml製品や、お酒を割るための果汁割材などの製造に携わっています。就職活動時は高校に約2000社から求人が届き、その中から自分で希望する会社を選ぶのですが、車や加工食品など、ものづくりの会社を中心に検討していました。最初に興味を持っていた別の会社は当時求人がなく、改めて地元の会社を見たときに、幼い頃からポッカサッポロフード&ビバレッジの名古屋工場の近くで育ち、工場見学にも行ったことがある身近な会社だったことを思い出しました。
実際に採用選考を通して会社の方と接したときに、人の良さやコミュニケーション時の明るさを感じたことも入社の大きな理由になりました。また、ライン管理の仕事にも挑戦してみたいと思っていたことも、入社を決めた理由の一つです。
ーー現在の仕事内容について教えてください
山田:製造の仕事には、容器に飲料を入れる充填工程とラベル貼り付けや集荷準備などの包装業務がありますが、私は主に包装工程を担当しています。包装工程では賞味期限の印字や梱包作業を行いながら、機械に異常がないか、梱包状態に問題がないかを目視で確認しています。実際に製造工程で不具合が起きればもちろん気づくことはできますが、初期段階で異常を察知するために正常な動きや機械音を覚えておくことで、わずかな異変にも気づけるようになるため、日頃から注意して機械の状態を見るようにしています。使用する機械や確認する場所も多く、日々の業務を行いながら全体を把握するのは大変だと感じることもありますが、食品を扱う仕事だからこその責任の大きさも感じているため、細心の注意を払いながら業務にあたっています。
また、生産中は機械の確認だけでなく、PCでの事務作業もあるので、現場作業と事務作業のバランスを取りながら仕事を進めることも大切ですね。
保科:入社して最初の1年は山田さんと同じく充填業務を担当していました。当時は機械操作を覚えることが大変でしたし、工程の中にはミスをするとリカバリーが難しいものもあり、責任の重さを感じていました。例えば、瓶を洗浄した後に充填工程へ進むのですが、その際に瓶をつかむゴムの取り付け方を間違えると、瓶をうまくつかめず落としてしまうことがあります。実際に起こって初めて気づくミスもあり、その場合は廃棄になってしまうため、集中力が必要な仕事だと感じていました。
現在は新たなチームで瓶にラベルを貼る包装業務にかかわる機械のオペレーターを担当しています。取り扱う機械や工程は違っても、包装業務と同様に緊張感を持って業務に向き合う必要がある点は変わりません。ラベル貼りの工程でもほんの少し高さが違うだけで製品不良につながることがありますから。「いつも通り」を正確に続けることの難しさを日々実感しています。

ーー製造職の仕事のどのようなところにやりがいを感じますか?
山田:仕事のやりがいを感じるのは、自分の成長を実感できたときです。最初は時間がかかっていた作業も、教えていただいたことを自分の中でシミュレーションしながら何度も繰り返すうちに、次に何をすればいいか自然と分かるようになり、少しずつ作業のスピードも上がっていきました。以前より短時間で作業ができるようになったときや、周りの方に「早くなったね」と声をかけていただけたときは、とても嬉しく、頑張ってきて良かったと感じます。日々同じ作業に見えても、その中で自分なりに工夫したり、効率よく動けるようになったりと、小さな成長を感じるところにやりがいを感じています。
保科:私は、生産する製品の種類を切り替えるときに、金型や器具を交換したり、機械設定を変更する「型替え業務」をやり切ったときに、やりがいや達成感を感じます。作業に慣れるまでは二人で作業を行うのですが、回数をこなし、すべての作業を一人で出来たときはやりがいや成長を感じました。
また、現場ではチーム全体の生産量の目標があり、それを個人の目標として落とし込んで改善案を提案するなど、それぞれが目標を持って働いています。自分の提案や行動が生産性の向上やミスの削減につながったと感じられたときにも、この仕事のやりがいを感じますね。
休暇が取得しやすい会社の柔軟性と社員が作る温かい風土が
食品製造という仕事の緊張感と責任感を支える
ーーポッカサッポロフード&ビバレッジの社風について教えてください
山田:とても温かく、働きやすい雰囲気の会社だと感じています。幅広い世代の方と一緒に働いていますが、年齢の差を感じて話しづらいと思うことは全くなく、気さくに声をかけていただける環境です。仕事の話はもちろんですが、私自身が食べることが好きということもあり、「最近食べて美味しかったもの」や「気になっている食べ物」の話で盛り上がることも多く、和気あいあいとした雰囲気の中で働くことができています。日々の何気ないコミュニケーションがあることで、自然とチームワークも高まっていると感じています。
保科:私も会社全体として温かい雰囲気があると感じています。皆さんから積極的に話しかけていただけますし、仕事以外の会話も多く、笑いの絶えない職場です。忙しい時やトラブル対応中はもちろん集中していますが、落ち着いているときには雑談をすることもあり、良いリフレッシュになっています。また、半年に一度ほどのペースで忘年会などの交流の機会もあり、会社からの補助もあるため、チームの親睦を深める場として活用されています。私はチームの中では比較的年次が下ですが、20〜30代の年齢の近い先輩も多く、なかには40代の方もいらっしゃるなど、幅広い世代がバランスよく在籍している点も、この会社の魅力だと感じています。

ーー働きやすいと感じる点はどこですか?
山田:ポッカサッポロフード&ビバレッジは、有給休暇が取りやすいところが魅力の一つです。必要なときに休みを取りやすいので、プライベートの時間もしっかり確保できていますし、同僚の方々も快く休みを取らせてくれる雰囲気があります。また、会社として女性の活躍推進企業の認定を受けており、生理休暇などの制度も整っているため、女性にとっても働きやすい環境だと感じています。
残業はその日の生産状況によって変わりますが、安定して稼働していれば定時で帰ることもできます。入社して2年ほどは夜まで稼働していた時期もありましたが、機械が入れ替わり製造効率が上がったことで、現在は夜勤がなくても生産できる体制になりました。
また、職場は冷暖房設備が整っているため、夏は涼しく冬は暖かい環境で働くことができます。
保科:工場は24時間稼働しているため、私の部署では昼勤と夜勤の交代勤務があり、残業は1日1時間ほど発生することもあります。夜勤が不安だという方もいるかもしれませんが、私はどちらかというと夜型なので、夜勤のほうが自分の生活リズムに合っていて働きやすいですね。また、前の週にどの製品をいつ生産するかが決まるので、ある程度スケジュールが分かっている点も働きやすいところだと思います。
年末年始は比較的生産が落ち着く時期なので、会社としても有給休暇を活用してしっかり休むことを推奨している雰囲気があり、休みを取りやすいところも働きやすいポイントだと感じています。
ーー今後キャリアを積んでいく上での目標を教えてください
山田:今後の目標は、周囲から信頼される人になることです。そのためには、言われたことをそのままこなすのではなく、一つひとつの作業の意味をしっかり理解しながら取り組むことが大切だと考えています。日々の業務の中で、なぜこの工程が必要なのか、どこに注意すべきなのかを意識することで、ミスを減らし、安定して仕事ができるようになりたいと思っています。また、分からないことや自分一人では解決できないことがあった場合には、そのままにせず、周囲の方に相談して解消するよう心がけています。そうした積み重ねが信頼につながると考え、これからも一つひとつの業務に丁寧に向き合っていきたいです。
保科:私自身は今の仕事にもやりがいを感じていますが、将来的には新しい分野にも挑戦していきたいと考えています。この会社は、自分が興味を持ったことに対してチャレンジできる環境が整っていると感じており、資格取得などを通じてキャリアアップを目指せる点も魅力です。現在はその一歩として、「eco検定(環境社会検定試験)」の取得を目標に勉強を進めています。SDGsに関する知識を深めることができる資格なので、今後の仕事にも活かしていきたいと考えています。これからも学び続ける姿勢を大切にしながら、自分の可能性を広げていきたいです。



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